@article{oai:kpu.repo.nii.ac.jp:00004487, author = {糟谷, 信彦 and Kasuya, Nobuhiko and 竹内, さゆり and Takeuchi, Sayuri and 吉安, 裕 and Yoshiyasu, Yutaka and 中尾, 史郎 and Nakao, Shiro}, journal = {京都府立大学学術報告. 生命環境学, The scientific reports of Kyoto Prefectural University. Life and environmental sciences}, month = {Dec}, note = {オオミズナギドリの繁殖地である京都府舞鶴市冠島において植生・土壌調査を行い,冠島の森林の群落構造について調査を行った。調査林分は,島嶼という孤立した環境であること,オオミズナギドリの営巣活動が盛んであったことからいずれも種多様性が低く,また極相樹種であるタブノキの後継樹となる小・中径木が少なく,タブノキ林が退行遷移を起こしやすい状態であることがわかった。タブノキの代わりに先駆的な樹種であるアカメガシワやヤブニッケイの小・中径木が多く確認され,タブノキ林に多く侵入していることが明らかになった。タブノキの林冠木が欠如した際,これらの樹種が一時的にギャップを埋める役割を果たし,再びタブノキ林へ遷移していく可能性が示唆された。また表層土壌のpHは1983年当時と同じく3.5 ~ 4.2程度と通常より低かったが,表層土壌のC/N 比の結果から土壌の肥沃度が比較的高いことが明らかになり,これがタブノキ林が長期間群落を維持していくうえで重要な役割を果たしていることが推察された。, 論文, Article}, pages = {1--7}, title = {京都府冠島におけるオオミズナギドリ影響下の森林の群落構造}, volume = {64}, year = {2012}, yomi = {カスヤ, ノブヒコ and タケウチ, サユリ and ヨシヤス, ユタカ and ナカオ, シロウ} }