@article{oai:kpu.repo.nii.ac.jp:02000031, author = {奥村, 幸雄 and Okumura, Yukio}, issue = {15}, journal = {京都府立大学学術報告. 公共政策}, month = {Dec}, note = {本研究の目的は、老年的超越の影響因を文化・心理・社会的な側面から明らかにすることであった。量的研究(奥村,2022b)の対象者のうち17人の後期・超高齢者についてはインタビュー調査(質的研究)を実施した。量的研究で老年的超越への影響因の一つとなった主観的幸福感(SWB)については、質的研究での事例・コード分析の結果、「幸福」についての感じ方や内容が PGC モラール・スケールによる SWB とは異なるものであることが示唆された。身近な人との「つながり」を重視する傾向や、十分生きたことに感謝する気持ちが反映され、これらは関係・バランス志向性を重視する幸福(内田,2020)に類するものであった。また、Tornstam の老年的超越理論の「宇宙的次元」に関わる内容が多く抽出され、いずれも東洋的見方の特徴に通じるものであった。量的研究と質的研究を統合した結果を「要因関連の概念モデル」としてダイアグラムで表示した。}, pages = {133--181}, title = {「老年的超越」をめぐる文化・心理・社会的関連要因 に関する研究(第Ⅱ部):「東洋的見方」が及ぼす影響を中心にして}, year = {2023}, yomi = {オクムラ, ユキオ} }