土壌および植生に及ぼす Nematocide の影響(農芸化学部門)

青木 朗; 森田 修二

土壌および植生に及ぼす Nematocide の影響(農芸化学部門) 利用統計を見る

File / Name	License
KJ00000078730.pdf
KJ00000078730.pdf (306.06KB) [ 20 downloads ]

アイテムタイプ	[ELS]紀要論文 / Departmental Bulletin Paper
言語	日本語
雑誌書誌ID	AN00062275
著者	青木朗 / アオキアキラ森田修二 / モリタシュウジ
著者所属(日)	京都府立大学農学部土壌学及肥料学研究室京都府立大学農学部土壌学及肥料学研究室
抄録(日)	殺線虫剤としてVapam (natrium methyldithiocarbamate)およびNemafume (1,2-dibromethan)を用いて土壌処理を行ない, これが土壌および植生に与える影響について栽培および室内実験を行なつた。その結果, 生育および収量においては, 対照区よりVapam処理が有効であつたがジイナ数が多いため稔実歩合が悪く稔実重において変化がなかつた。土壌のEhの変化においてはVapam処理が他の区に比べて, 初期にEhの低下が見られ, 最低電位を示す時期が1週間早かつた。根のカチオン置換容量は僅かであるがVapam区およびNemafume区が対照区より大となつた。水田および畑状態におけるアンモニアおよび硝酸態窒素の消長については水田状態の場合, 各試験区ともアンモニア態窒素が増加し硝酸態窒素が減少するという消長経過を示したが, 量的にはVapam区が最もすぐれていた。畑状態の場合はNemafume区および対照区はアンモニア態窒素が減少し, 硝酸態窒素が増加する消長経過を示したにもかかわらず, Vapam区が他の2区と逆の消長を示し, かなりアンモニア態窒素の増加が認められた。従つて部分殺菌の効果としてはVapamがすぐれていることがわかつた。
雑誌名	京都府立大學學術報告. 農學
巻	14
ページ	106 - 109
発行年	1962-09-01
表示順	16
アクセション番号	KJ00000078730
ISSN	00757373

お知らせ

新着情報

リポジトリ

Language

インデックスツリー

土壌および植生に及ぼす Nematocide の影響(農芸化学部門) 利用統計を見る

オンライン状況

リンク

カウンタ